いまむぅの雑記帳

何でも書くブログのはずだったのですが、最近は映画の感想と宝くじだけになってしまいました(^^;

【映画】キングダム 魂の決戦

映画「キングダム 魂の決戦」を観てきました。

このシリーズは、山崎賢人さん、大沢たかおさん、吉沢亮さんら、僕の好きな俳優陣が勢揃いしていることもあって、ずっと追いかけてきました。これまでは、山崎賢人さん演じる信の成長物語という側面が強かった印象ですが、今作は少し趣が違います。物語の背景にある史実がしっかりと描かれていて、「ああ、これは歴史の流れの中にいる物語なんだ」と実感できる内容でした。

中国に“春秋戦国時代”があることは知っていましたが、秦・楚・斉・燕・趙・魏・韓の七国が乱立していたとは、この映画で初めて理解しました。しかもその説明を橋本環奈ちゃんから教わるとは思わなかった。さらに、吉沢亮さん演じる秦王が、あの“始皇帝”だったという事実も、僕の中の世界史のピースがカチッと組み上がるような感覚があり、今までの作品よりもずっと楽しめました。

戦いの場面も、ただの戦争ではありません。今回は“函谷関攻防戦”。
「箱根の山は天下の険、函谷関も物ならず」という唱歌で名前だけは知っていましたが、咸陽への入口として重要な役割を果たしていたとは知らず、歴史的背景を知るほどに物語の重みが増していきます。こういう知識が積み重なると、続きがどんどん気になってしまいます。

前作で王騎将軍が戦死し、世代交代の予感がありましたが、今作では信と同じ若い千人将の蒙恬や王賁が本格的に登場。敵軍にも項翼や白麗といった魅力的なキャラクターが揃い、戦場の空気が一気に若返った印象です。新しい世代が台頭していくワクワク感があり、シリーズの勢いがさらに増しているように感じました。

本作が面白かった分、次のストーリーがますます楽しみになります。
秦が中華統一へ向けてどう動いていくのか、信がどこまで成長していくのか、若い武将たちがどう活躍していくのか。気になることだらけです。

次作はいつ公開なんだろう。
気が早いけれど、もう待ち遠しくなっています。

【映画】「スーパーガール」

映画『スーパーガール』を観てきました。


タイトルを見て「スーパーガールズ?」と一瞬アイドルを思い浮かべてしまいますが、もちろんアイドル映画ではありません。スーパーマンの“いとこ”であるカーラ=ゾー=エル、つまりスーパーガールの物語です。ただし、アイドルみたいに可愛いのは事実。そして、とんでもなく強い。

本作のスーパーガールは、クリプトン星崩壊の記憶を抱えたまま地球に来たことで、心がやさぐれてしまっている設定。強さと孤独が同居していて、そのアンバランスさが魅力になっています。そんな彼女が、悪党集団ブリガンズに両親を殺され、自分と同じようにひとりぼっちになった少女を助けることで、少しずつ成長していく――というのが今回の物語の軸です。

スーパーマン系のヒーロー作品は、最終的に正義が勝つとわかっている安心感があります。ブリガンズがどれだけ極悪非道なことをしても、スーパーガールがどれだけピンチになっても、「まあ最後は勝つよね」と思えるので、心拍数が上がりすぎることなく観ていられる。これはヒーロー映画の良いところです。

ただ、今回ひとつ驚いたのが“緑色の太陽”。クリプトナイトがスーパーマンに害になるのは有名ですが、緑色の太陽まで害になるとは知らなかった。赤い太陽ならなんとなく想像がつくけれど、緑色の太陽ってあるのかな。緑色は好きだけど、世界中が緑色に染まるとちょっと気持ち悪い。ちなみに太陽系の太陽は“黄色”という設定らしいです。こういう細かい設定が出てくるのも、スーパーマン世界の面白さですね。

そして今作の大きな魅力のひとつが、スーパードッグ「クリプト」。
このワンコがとにかく可愛いし、めちゃくちゃ強い。スーパーガールとクリプトの出会い、さらにスーパーマンとスーパーガールの出会いまで描かれていて、シリーズの“家族関係”が丁寧に補完されているのが興味深いところです。スーパーマンの世界観を知っている人ほど、ニヤリとする場面が多いはず。

全体として、ハードボイルドなヒーロー像を期待している人には少し柔らかく感じるかもしれません。でも、僕はこの“優しさのあるヒーロー像”が好きです。孤独を抱えたスーパーガールが、少女やクリプト、そしてスーパーマンとの関わりの中で少しずつ心を開いていく姿は、観ていて温かい気持ちになります。

可愛くて強くて、ちょっと不器用なスーパーガール。
彼女の新しい一面を見られる、楽しい一本でした。