映画「キングダム 魂の決戦」を観てきました。

このシリーズは、山崎賢人さん、大沢たかおさん、吉沢亮さんら、僕の好きな俳優陣が勢揃いしていることもあって、ずっと追いかけてきました。これまでは、山崎賢人さん演じる信の成長物語という側面が強かった印象ですが、今作は少し趣が違います。物語の背景にある史実がしっかりと描かれていて、「ああ、これは歴史の流れの中にいる物語なんだ」と実感できる内容でした。
中国に“春秋戦国時代”があることは知っていましたが、秦・楚・斉・燕・趙・魏・韓の七国が乱立していたとは、この映画で初めて理解しました。しかもその説明を橋本環奈ちゃんから教わるとは思わなかった。さらに、吉沢亮さん演じる秦王が、あの“始皇帝”だったという事実も、僕の中の世界史のピースがカチッと組み上がるような感覚があり、今までの作品よりもずっと楽しめました。
戦いの場面も、ただの戦争ではありません。今回は“函谷関攻防戦”。
「箱根の山は天下の険、函谷関も物ならず」という唱歌で名前だけは知っていましたが、咸陽への入口として重要な役割を果たしていたとは知らず、歴史的背景を知るほどに物語の重みが増していきます。こういう知識が積み重なると、続きがどんどん気になってしまいます。
前作で王騎将軍が戦死し、世代交代の予感がありましたが、今作では信と同じ若い千人将の蒙恬や王賁が本格的に登場。敵軍にも項翼や白麗といった魅力的なキャラクターが揃い、戦場の空気が一気に若返った印象です。新しい世代が台頭していくワクワク感があり、シリーズの勢いがさらに増しているように感じました。
本作が面白かった分、次のストーリーがますます楽しみになります。
秦が中華統一へ向けてどう動いていくのか、信がどこまで成長していくのか、若い武将たちがどう活躍していくのか。気になることだらけです。
次作はいつ公開なんだろう。
気が早いけれど、もう待ち遠しくなっています。
