菅田将暉さんと有村架純さんが主演というかなりミーハーな映画「花束みたいな恋をした」を観てしまいました。
言ってしまえば、若い二人が燃え上がって、いっしょに暮らし始めるのだけど、何年かするとすれ違いが続くようになり、別れてしまう物語ですが、実際良くある話だと思います。
特に、最後に別れたくなくなるのはどうしても男の方ですよね。「結婚すればいいじゃない」と泣きながら訴える男、何となく僕の記憶にあるようなないような(^^;
なんで女はあんなにあっさり別れられるのでしょうね。それとも、ジェンダー差ではなく個人差なのでしょうか。
しかし、今考えると、男が女に未練たらしくすがりつくというのは、どう考えてもカッコ悪い。だから、この主人公は菅田将暉さんのようなカッコいい系の俳優さんが演じてはいけないのではないかと思いました。でも、この物語は最後にはそれぞれの道を歩むという物語だから、やっぱりカッコいい系の俳優さんで良かったのかなとも。
ま、僕的には、最後は元のさやに納まって、末永く幸せに暮らしましたとさ、という物語が好きですね。カッコ悪いけど、それの方が安心して観ていられますし、若い時の楽しい思いをずーっと持っていたいじゃないですか。
ほら、青春は美しい。
なお、この映画は書き下ろしの脚本によるものみたいです。
その脚本のノベライズ本はこちらです。
ちょっと気になりますよね。